海洋散骨とは
アロハスタイルの海洋散骨
A Celebration Of Life
海洋散骨とは?
海洋散骨とは、故人や大切なペットの遺骨をパウダー状に粉骨し、海へ還す供養の方法です。
日本では、1991年に「葬送の自由をすすめる会」により海や山への散骨が”自然葬”(それぞれ海洋葬、樹木葬)と名付けられ、一般に普及しました。Yokohama Ocean Ashesがサービスを提供する海洋散骨はXジャパンのHIDEさんや横山やすしさんなどの著名人を含む多くの人がおこなっており、その認知度があがっています。今年4月には、元東京都知事の石原慎太郎さんも葉山町沖合で散骨セレモニーが行われました。
古くからの葬送のしきたりから自由であり、こうしなければならないという決まり事のない海洋葬は、核家族化がすすみ、個人の意思や自由が尊重されるようになった現代人の多様な価値観に対応できる、新しい供養のかたちです。
What`s a celebration of life?
アロハスタイルの海洋散骨とは?
「A Celebration Of Life 」とは、その方の人生は素晴らしかったと、人生のポジティブな面にフォーカスして、残された方が祝福してお見送りをするという集まりのことです。
ハワイでは、死は悲しみだけではなく、故人の新たな旅立ちとして考えられています。
日本では「死」にフォーカスをしますが、ハワイでは「人生」にフォーカスをして、故人の人生を称え、思い出に感謝してお祝いをします。そして最後は、みんなでA HUI HOU!(また会おうね!)と言って見送ります。
参列者の8割はアロハシャツ、またはワンピースを着用し、祭壇に棺が横たわっている事はなく、様々なレイや花でデコレーションが施されていて、華やかで明るい印象を与えます。
Yokohama Ocean Ashesのスタッフは全員、アロハシャツを着用してお待ちしております。また、セレモニーに出席される方々へフラワー・レイのご用意もして、明るい雰囲気でのお見送りを演出します。
また、船上を華やかに盛り上げてくれる、音楽演奏のオプションなどもありますので、ぜひお尋ねください。
散骨の適法性について
▼日本における散骨の法的な位置づけ▼
散骨を巡る関係法令は「刑法(190条)」と「墓地埋葬等による法律(墓埋法)」の2つです。
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刑法190条
海洋散骨の適法性について、1990年に法務省刑事局は「刑法第190条の規程は社会的習俗としての宗教的感情を保護するのが目的のため、葬送のための祭祀で節度をもって行われる限り問題ない」という見解を述べたとされています。
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墓地埋葬等による法律(墓埋法)
散骨という埋葬法に関しての記述はなく、規制はされていない状況です。散骨が規制の対象か否かに関しついては、1998年に厚労省(現:厚生労働省)の生活衛生局が散骨が公衆衛生上の問題を生じたり、社会通念上国民の宗教的感情を損なうようなかたちで行われない限り規制の対象にはならないとの見解を発表しています。(*)
*「これからの墓地等の在り方を考える懇談会報告書」1998年、厚労省より
以上から、散骨に違法性はないものと判断し、充分な節度をもち、漁業権者やまわりの人の宗教的感情に十分配慮しながら海洋散骨をおこないます。
セレモニー当日について
天気について
出航地やご希望のプラン(SUPプランなど)によって、欠航を決める判断基準は変わります。出航日より前に天気図等で予測をし、当日の出航可否を決定します。
お申し込みの際にセレモニー実施日に天候不良の際の予備日も設定させていただいております。万が一予備日も欠航となった場合は、お客様と日程を再調整させていただきます。
持ち物について
陸地から離れた場所までクルージングを実施するため、当日の海況によって船が揺れることがありますので、乗り物酔いしやすい方は酔い止めの持参を推奨します。(気分の悪くなってしまわれたお客様に酔い止め薬の提供は薬事法違反になる為禁止されております。)
また、海上は陸上より体感温度が下がるので、着脱が簡単な上着をご用意いただくとよいでしょう。
参加時の服装について
出航する公共の桟橋やマリーナの観光客・レジャー目的の方々への配慮のため、喪服の着用は避け、平服でのご参加をお願いいたします。
船のデッキは床面が滑りやすく不安定なため、ハイヒールの靴などは避けてください。
和服は帯の締め付けがあり、草履が滑りやすく船上で危険なため、和服でのご参加はお勧め致しません。
Yokohama Ocean Ashesのメンバーはアロハシャツでお客様をお出迎えいたします。