🌊 海へ還るという選択|横浜で自然と調和する海洋散骨という供養のかたち
- YokohamaOcean Ashes
- 2023年5月5日
- 読了時間: 3分
更新日:6月10日
はじめに
こんにちは。Yokohama Ocean Ashes(ヨコハマ・オーシャン・アッシュズ)です。
私たちは、形式にとらわれず、自然と調和した「海洋散骨(自然葬)」というスタイルで、大切な人や動物たちとのお別れのセレモニーをお手伝いしています。
このページでは、なぜ私たちが「海へ還る」というスタイルにこだわるのか、その想いや背景について綴りました。

創業のきっかけは、亡き愛猫のために行った、ハワイ・マウイ島での海洋葬でした。
喪失感と、もっとしてあげられたのでは…という後悔の中で、遺骨を手放すまでには時間がかかりましたが、海洋葬という自然なかたちで旅立ちを見送ることができたことで、少しずつ心がほどけていきました。
海にこだわった理由のひとつは、子孫がいないために、お墓の継承が難しいこと。そして、マリンスポーツが好きで、海という存在そのものが自分の人生の一部だったからです。
生まれ育ちは東京、でも「自然の中に還りたい」という想いはずっと心の中にありました。
ハワイの空の下、青い海に大切な存在を還したとき、涙のあとに静かな安らぎが訪れたのを覚えています。
生命の源としての海
🌱 すべての生命は、海から生まれた
私たち人間を含むすべての生命は、海から誕生しました。
母親の胎内で赤ちゃんが育まれる羊水と海水は、成分が非常に似ています。
主要なミネラルバランスが共通しており、これは生命の起源が海にあることを示しています。
このように、私たちは生まれる前から「海」と深いつながりを持っているのです。

また縄文時代には、死者を屈葬(くっそう)と呼ばれる埋葬方法で住居の側に穴を掘っただけの墓に埋葬していました。埋葬する際に故人の手足を折り曲げた姿勢にして、赤ちゃんがお腹の中でとっている姿勢が近いと言われています。
🔄 輪廻転生と魂の旅
日本には、魂は生まれ変わりを繰り返すという「輪廻転生」の考え方があります。
この思想では、魂は物質的な場所にとどまることなく、新たな命へと旅を続けるとされています。

そのため、魂はお墓に宿るのではなく、自然の中を巡っていると考えられています。
海洋散骨は、そんな魂の自由な旅立ちを象徴する方法の一つです。
形式に縛られず、自由であたたかいお見送りのかたち。それが私たちのご提案するアロハスタイルの海洋散骨です。

🌺 アロハスタイルで送る、自由なお別れ
私たちは、ハワイの「アロハスピリット」に共感し、アロハシャツを着てお客様をお迎えしています。
「アロハ」には、「愛」「思いやり」「調和」などの意味が込められています。
形式にとらわれず、自然体で大切な人を送り出す。
そんな自由で温かな時間を提供したいと考えています。

🌊 海へ還るという選択
海へ還るという選択は、誰にでも開かれた自由な供養のかたちです。
形式や慣習にとらわれず、大切な存在と「ありがとう」を交わすひととき。
風、光、波、空、海――自然そのものが、優しく見守ってくれています。

Yokohama Ocean Ashesでは、海洋散骨に関するご相談を随時受け付けております。
どんな些細なことでも、お気軽にお問い合わせください。
大切な人とのお別れを、心を込めてお手伝いいたします。

🌊 海へ還るという選択は、誰にでも開かれた自由な供養のかたちです。
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